「女神湖」日本百名山「蓼科山」と真っ青な空が高原の湖に美しく映り込む

女神湖は、長野県立科町にある人造湖で蓼科山の眺望が素晴らしい。八ヶ岳中信高原国定公園に属しています。
「女神湖」の写真ギャラリー
女神湖の基本情報
湖畔からは雄大な日本百名山「蓼科山」の姿を見ることができます。
自然にできた湖のように見えますが、農業用に造られた湖で「赤沼温水溜池」という名が付いています。蓼科山は女神(めのかみ)山とも呼ばれていることから、この湖は「女神湖」と名付けられました。
この湖ができたのは1966年です。ビーナスラインの開通が翌年になるので、この周辺の観光開発とともに整備されたようです。
女神湖は標高約1,550mの高原に位置し、夏は避暑地となり、冬は凍結した湖面がサーキットとして利用されています。
風景写真スポットとしては、蓼科山のパノラマ、鏡のような湖面に映り込む蓼科山と空の写真を撮ることができますよ。
女神湖南岸の駐車場・公衆トイレ
公衆トイレ
白樺湖方面から県道40号を北上し、女神湖に近くなると、右側にガソリンスタンドがあります。
その先を左に入ると駐車場やトイレがあります。

県道を左折すると、レストランやペンションなどが立ち並んでいます。
道路の右側には公衆トイレがあります。
駐車場(女神湖センター)
公衆トイレから50mほど進むと右側に駐車場があります。

ここは「女神湖センター」という施設になっており「カヌー」「カヤック」「ボート」「スノーシュー」「湖氷上ドライブ」などのアクティビティーを楽しむことができます。
「女神湖食堂」もあるので、食事が可能です。
ここは女神湖の南側なので、蓼科山と湖の写真は撮れません。蓼科山と女神湖のコラボレーション写真は逆の北側から撮影します。
「標高1,530m」

「女神湖」の撮影に来る前は、八ヶ岳西麓の「御射鹿池」「蓼科大滝」に寄り、「白樺湖」「霧ヶ峰」などを撮影していました。
「白樺湖」と「女神湖」は5kmほどしか離れていません。白樺湖も標高が高いので、女神湖が標高約1,500mと知っても、それほど標高の高いところに来た感じはしませんね。
「女神の像」

駐車場の入口には女神の像がありました。
女神湖と蓼科山の撮影ポイント
駐車場を出て右側へ進みます。

女神湖の西岸を走って北側まで向かいます。女神湖の西岸は堤防になっており、女神湖が人造湖であることがよくわかります。
北側のカーブのところまでくると、写真のような建物が見えます。
左奥の看板の先あたりの路肩に車を停めます。
「駐車スペースの様子」

駐車場はありませんので、車の通行の邪魔にならないように路肩に車を置きます。
展望桟橋
道路から湖畔に出ることができます。
林の中を少し歩くだけです。(道路から桟橋は見えています)

桟橋を歩いていくと、左側に蓼科山が見えてきます。
湖の先にドカンと蓼科山が聳えているというなかなかの眺望!

「入道雲」

桟橋からは蓼科山が一望できます。
蓼科山の周辺には巨大な入道雲が湧いていました。青い空に真っ白い雲。夏の高原は爽快。
女神湖は初めて来ましたけれど、立ち枯れがあるんですね。かなり大きくて目立ちます。
「鯉の登場」

蓼科山と青空と雲。それらが湖面に映り込んでいました。
PLフィルターを付けて撮影していると、鯉が寄ってきました。観光客が来るところなので、餌が貰えると思っているのでしょうか。かなり近くまで寄ってきます。
折角なのでコイも構図に入れて撮影することにしました。コイが写るようにPLフィルターを回して撮影。
コイが作った波紋が良い味になりました。
撮影している間はたまに観光客が来るだけで、とても静かな時間を楽しむことができました。
避暑を兼ねての撮影にはとても良いところですね。
「スワンボート」

女神湖はリゾート地にもなっているので、観光地定番のスワンボートがあります。撮影していると、奥からボートが近づいてきました。
女神湖の夜景
「月明かりに照らされた女神湖」

夜になると空には無数の星が舞い、幻想的な湖の姿に。
湖畔の宿泊施設のライトが、高原リゾートっぽくて良いです。
昼間の強い日光だと立ち枯れは白っぽくて味が無い状態でしたが、夜になると存在感を増し、写真の中のひとつの要素として良い味になりました。
長秒撮影によって湖面は鏡のようになります。
日本百名山「蓼科山」のシンメトリー、存在感のある立ち枯れ、満天の星。夜もたくさんの要素が詰まっており、とても楽しく撮影することができました。
女神湖 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
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名称 | 女神湖 |
ふりがな | めがみこ |
住所 | 長野県立科町芦田八ヶ野 |
駐車場 | 有 / 無料:湖畔に複数箇所あり。 |
トイレ | 有 |